複数登録で有利に進められる
求人の内容が異なる
転職サイトごとに保有している求人情報や内容は異なるため、同じ地域に対応していて求人数が同じくらいでも、細かい部分が異なる場合があります。一方ではすでに掲載が終了した求人情報でも、もう一方の転職サイトではまだ募集をしていたり、同じ病院でも募集している診療科が違うといったことがあります。また、転職サイトごとに保有している独自の非公開求人がありますので、複数登録すればその分得られる非公開求人の数も増えるということになります。
自分に本当に合う転職サイトを選べる
複数の転職サイトに登録したら、それぞれの転職サイトに同じ条件を伝えてそれぞれが提案してきた求人情報を見比べてみましょう。そうすることで、自分の希望に最も近い求人を探してきてくれる転職サイトはどこなのかを知ることができます。紹介してくれる求人の数が多くても、希望とずれていたら意味がありません。また、一つの転職サイトに登録して対応が遅い担当者だった場合は、転職活動自体が滞ってしまいます。こういったリスクを回避するためにも、複数登録しておくのがおすすめなのです。
加えて、複数登録することで情報の経路が増えます。求人情報だけではなく職場の雰囲気など内部事情を紹介してくれる転職サイトがありますが、その数が多ければ多いほどより詳細に職場をイメージすることができ、実情が見えてきます。
より質の高いサポートを受けられる
転職サイトは、看護師の転職が決まった際に病院側から紹介料をもらい、それをもとに運営されています。つまり、転職を自社で成立させられるかどうかが直接転職サイトの売り上げや利益に関わってくるのです。そのため、できるだけ自社を通して転職してもらえるように、より条件の良い求人情報を提供してくれたり、応募先との条件交渉を積極的に行ってくれます。転職サイト同士が競争することで、よりサポートの質は向上していきます。そのため、こちらとしても複数登録しておいたほうがより良いサポートを受けながら転職活動をすることができるのです。
希望が通りやすくなる
転職サイトごとに、信頼関係の強い病院は異なってきます。つながりの強固な病院がある場合、その病院の人事担当と転職サイトの担当者は頻繁に連絡を取っており顔見知りになっていることも多いです。この担当者なら大丈夫だという信頼関係があれば、求人数やその内容、条件交渉をした際の結果も変わってきます。つまり、一方では通らなかった希望も、もう一方の転職サイト経由であれば通る場合があるということです。そのため、より良い条件で転職するためには複数登録しておくのが必須と言えます。
